このシリーズでは、今すぐ施策を開始したい方の為に、カスタマーリングス設定の一連の流れをご説明します。
今回は「休眠活性化メール」の設定方法です。
この記事はこんな方におすすめ
・基本的なメール設定の方法は知っている方
・定期メール施策の設定方法の流れを知りたい方
・今すぐ「休眠活性化メール」を送りたい方
<概要>
・事前準備
・Step1:セグメントの設定
・Step2:メール設定
・さいごに
事前準備
施策を開始するには、【誰に・いつ・何を・どのように】を決める必要があります。
・「誰に」
休眠活性化メールでは、最終購入日を起点として配信することがほとんどですが、
一部の企業では最終アプリログイン日や、最終サイト訪問日などの日付を起点に配信をしています。
(アプリ行動ログや、Webサイトのアクセスログの連携が必要)
よくある事例としては、最終購入日から180日経過したお客様を施策対象とするケースが多いですが、
何日後がよいのかはビジネスモデルによって異なります。
「最終購入日からの経過日数分布」などから、これ以上休眠化したら復活の可能性が低くなるポイントを
見極めて、配信対象者を抽出しましょう。
・「いつ」
配信対象が最終購入日から○日後、と決まれば、毎日配信することになります。
基本的には顧客に開封してもらいやすい時間帯、つまりは出勤前・退勤後や休憩時間を狙って、
9時や18時、12時配信などから始めるケースが多いです。
また、カスタマーリングスには「最適時間帯配信」という機能もありますので、ABテストを行いながら
最適な時間帯を調整していきましょう。
(参考Tips)マンネリ脱出!メール施策を進化させるABテスト実践法
https://users.customer-rings.com/tips/t59si_45h3
・「何を」
休眠活性化の施策では、離れてしまったお客様に戻ってきてもらうためにも、
クーポンやポイントなど、インセンティブをつけた施策を行うケースが多いです。
また、クーポンと一緒にお客様が前回購入された商品をメールに差し込み、
再購入を促進する施策を実施されている企業もいらっしゃいます。
特にリピート性の高い商材を扱う企業では、前回購入商品の紹介はお客様が
"もう一度買ってみようかな"と思うきっかけになりそうですね。
・「どのように」
まずは始めやすさ、コストの観点からメールで実施されるのが良いと思います。
また休眠前に反応があったチャネルであれば効果が出やすいと思いますので、
LINE/アプリなども選択肢として入れることをお勧めしています。
企業の顧客層に合わせて最適なチャネルを選択したいですね。
Step1:セグメントの設定
事前準備で「誰に」を決めておりますので、セグメントで抽出する条件は明確です。
今回は、最終購入日から180日経過した人を対象としたいと思います。
まず最初に準備するのは、「最終購入日」です。
最終購入日は計算属性(履歴)の機能を使用してお客様ごとに算出することができます。
最終購入日が算出できたら、あとは「最終購入日から180日経過したお客様」を抽出するだけです。
セグメントの条件で作成した計算属性を選択し、期間指定(リマインド)を選択します。
これにより、本日を起点に対象者を抽出するため、明日になればまた別のお客様が抽出されるようになります。
詳しくは、下記のFAQでもご紹介しています。合わせてご確認ください。
(参考FAQ)グループを作成したい(最終購入日からの◯日後)
https://www.pa-solution.net/as/scope1/paccr/web/Detail.aspx?id=1247
Step2:メール設定
Step1で配信対象となるセグメント作成できましたら、次はメール設定の作成です。
グループ指定ではStep1で作成したセグメントを選択し、配信タイミングでは「定期」を選択します。
そして、定期配信設定でどの間隔で、何時に配信するかを設定します。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
休眠顧客の活性化は、多くの企業で課題とされているかと思います。
まだ休眠活性化施策を実施されていない方はぜひご検討ください!
この記事を見てやってみようとしたけど、やっぱり設定方法がよく分からないな…という場合は、
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ライター:小林
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