分析
初級

綺麗なダッシュボードを作るコツとは?

皆さん、こんにちは!!
ダッシュボード機能使っていますか?
ダッシュボードを使っているお客様も画面が散らかってしまっていませんか?

実はコツを押さえて、便利機能を使うだけで、誰でも綺麗なダッシュボードが作れちゃうんです。

というわけで、今回はダッシュボードを綺麗に作るコツと便利機能について書いていきたいと思います。

この記事はこんな方にオススメ!

・綺麗なダッシュボードを作りたい方
・自分の作ったダッシュボードを社内で共有する方

概要

1.分かりやすいタイトルにしよう
2.フォルダを整理しよう
3.タイル表示、切り替えスペースを活用しよう
4.フリースペースを活用しよう

1.分かりやすいタイトルにしよう

綺麗なダッシュボードを作るためのはじめの一歩は、フォルダや各集計・分析に分かりやすいタイトルをつけることです。
「なんだ、そんなことかぁ」と思った方もいらっしゃるかもしれないですが、かなり重要です。
その理由は画像を用いてご説明します。

下の画像は①が分かりにくいタイトルのダッシュボード、②が分かりやすいタイトルのダッシュボードの例です。




............どうでしょう。

差は一目瞭然ですね。
①のようなダッシュボードだと、他の方が見たいものがある時に、どれを見たらよいか分からなかったり、そもそも見ようとすることを諦めてしまう、といったケースが発生することが容易に考えられます。
また、作成してから時間が経ってしまうと、作成した本人でも何の集計・分析だったかが、分からなくなってしまうケースも発生します。

反対に②のようなダッシュボードであれば、社内で共有する場合などでも、どれが何を示しているかが、タイトルだけで分かりやすくなっています。
また、時間が経っても作成した本人でもわからなくなってしまうことはないでしょう。

分かりやすいタイトルを付けるコツとしては、そのフォルダ、集計・分析が何を示しているのか社内での共通言語を使用して明示すること、他の人が内容を想像できるようなタイトルを意識することです。

2.フォルダを整理しよう

綺麗なダッシュボードを作るための2歩目は、フォルダの整理です。
タイトルと同じように、他の方が見たときの分かりやすさ、視認性を意識して構成することがコツです。
また、フォルダのアイコンも変更できるので、目的に応じて変更してみましょう。



上の画像は①が最初の状態、②がフォルダの構成を分けた状態、③が②の状態から更にアイコンを変更した状態です。
②や③のようなダッシュボードであれば、どこに何があるかが一目で分かって良いですね。

3.タイル表示、切り替えスペースを活用しよう

綺麗なダッシュボードを作るための3歩目が、タイル表示・切り替え表示の活用です。
タイル表示を活用することで、複数の集計・分析を一つの画面で見ることができます。
タイル表示を利用する際は、比較したい分析や、軸が同じ分析は縦や横に並べるように意識しましょう。



上記の画像では月別の会員登録者数と、月別の初回購入者数の時系列推移を縦に並べています。
このように同じ軸の分析を並べると、見やすくなります。
タイル表示の機能については下記のFAQをご覧ください。

ダッシュボードの見た目をきれいに整えたい。各レポートのレイアウトを変更したい。
https://www.pa-solution.net/as/scope1/paccr/web/Detail.aspx?id=1499

また、切り替えスペースの機能は、一つの表示枠内で複数のダッシュボードを表示できます。
事前に登録した集計・分析が赤枠のプルダウンに候補として出てくるので、切り替えて表示します。
必要に応じて活用してみましょう。



4.フリースペースを活用しよう

綺麗なダッシュボードを作るための最後の一歩がフリースペースの活用です。
フリーペース機能とは、自由に記述できる場所を追加できる機能です。
各集計の前提条件など、ダッシュボードを見る方に共有したい情報を記入すると良いでしょう。

また、下の画像のようにフリースペースに共有メモを記載して、タイル表示を組み合わせると、一つの画面での情報量を増やすことができます。



ダッシュボードにKPIや共有事項などを集約したい【フリースペース】
https://www.pa-solution.net/alphascope/paccr/web/Detail.aspx?id=1311

いかがだったでしょうか。

皆さんもコツを押さえて、綺麗なダッシュボードを作ってください!!

ライター:山根