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Webサイトのアクセスログの活用事例、教えます。

この記事はこんな方にオススメ!

・Webアクセスログオプションの導入を検討されている方
・Webアクセスログを活用してどんなことができるか知りたい方

<概要>

・Webサイトのアクセスログデータはなぜ必要なのか
・カスタマーリングスでのアクセスログ活用事例

■Webサイトのアクセスログデータはなぜ必要なのか

みなさんはWebサイトのアクセスログ(以下、アクセスログ)のデータをどのように活用されていますか?
マーケティング担当者の方ですと、お客様のUI/UX改善をするにあたり、
Google Analyticsを使ってサイト上のお客様の動きを分析することもあると思います。
今やマーケティングにおいて、アクセスログの情報の活用は必要不可欠なものになります。

もちろん、Google Analyticsでも詳細な分析はできますが、カスタマーリングスで
アクセスログを取得すれば、お客様(顧客ID)に紐づけてデータを取得することができます。
それにより、「この1か月間で○○のページはどれくらいのPV数なのか」や「○○のページはどのページから
遷移しているのか」といった、サイト上で取得できるデータのみの分析にとどまらず、
お客様の購買データやアンケートデータ、メールの配信ログなど、顧客IDに紐づく様々なデータと
掛け合わせて分析をすることが可能になります。

また、「定期解約ページを閲覧していた人に、定期スキップのサービスのご案内をする」など、
お客様のサイト上の動きに合わせた施策を行うことも可能になります。
デモグラの情報や購買データだけではわからない、お客様の動きを捉えて施策に繋げるにあたり、
アクセスログデータは必要なデータとなります。

■カスタマーリングスでのアクセスログ活用事例

今回は、カスタマーリングスでのアクセスログ活用事例を3つご紹介します!

<アクセスログ分析>
カスタマーリングスでは、アクセスログを顧客IDに紐づけて、購買データのようにデータを保持させます。
そのため、購買データと同じような分析をアクセスログでも実施することができます。

(分析例)
・アクセス数の分布
・アクセスページのルート分析
・アクセスページランキング(推移)
・初回閲覧ページ別LTV分析
・商品Aを購入した人 / キャンペーンメールを開封した人 / 優良顧客 の閲覧ページランキング
などなど

購買データやメールの配信ログなどのデータ、会員ランクなど、様々な条件でセグメントを切ったうえで、
アクセスログの分析が行えますので、より詳細な分析が可能になります。



<ジャーニーマップ分析>
カスタマーリングスの標準機能として提供している「ジャーニーマップ」の機能を活用すれば、
様々なデータを一画面で確認することができますので、お客様がどのようなカスタマージャーニーを
描いているのかを簡単に見ることができます。

通常であれば、購買データとメール配信の結果のみが表示されますが、アクセスログのデータが取得できれば、
「どんなページを見て商品購入に至ったのか」「どのページで離脱してしまったのか」といったことも確認することができます。
施策を検討にあたり、施策対象のお客様をイメージする際にはぜひご活用いただきたい機能です。


<閲覧トリガー配信>
アクセスログのデータは、分析だけでなく施策にも活用することができます。

カスタマーリングスでアクセスログを取得していれば、商品ページを閲覧しているにもかかわらず、
商品購入がないお客様を特定することができます。
そのようなお客様は、サイトへのアクセスがないお客様に比べ購入意欲が高いことが予想されます。
また、閲覧していた商品は、購入しようか悩んだ商品の可能性が高く、メールでレコメンドをすれば
商品購入につながるかもしれません。

実際にカスタマーリングスでも、この「閲覧トリガー配信」を実施している企業が増えてきています。
通常メルマガでは2%程度のCV率が、閲覧トリガー配信では10%のCV率を記録している事例もあります。
サイトへの訪問は多いけど、なかなか商品購入に繋がらない(離脱されやすい)、という課題をお持ちの方は、
ご検討いただくと良いかもしれません。

■まとめ

いかがでしたか?

アクセスログのデータは、膨大なデータになりがちで、なかなか活用が難しい印象を持たれている方も
いらっしゃるかもしれません。
ただし、カスタマーリングスでアクセスログを取得すれば、セグメントを切りながら分析を進めることが
できますので、みなさんが知りたいことを分析することができるようになると思います。

※アクセスログは別途オプション費用が発生いたします。
 資料や費用のお問い合わせは担当コンサルタントかサポートデスクへご連絡くださいませ。



ライター:小林