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上級

【上級者向け】情報参照APIを活用して、更なるデータ活用を実現しましょう

こんな人にオススメです!

・カスタマーリングスで保持するデータをさらに活用したい人
・別のシステムでカスタマーリングスのデータを使用したい人
・カスタマーリングスでどんな発展的なことができるのか知りたい人

<概要>

1.情報参照APIとは
2.活用事例のご紹介
3.導入までの流れ

1.情報参照APIとは

カスタマーリングスが提供しているAPIとなります。
カスタマーリングス外のシステムから、指定のキー項目と連携対象の属性を指定して
APIをコール頂くと、該当の属性の情報を"リアルタイムで"連携する仕組みとなっております。



カスタマーリングスが提供しているAPIは、
顧客情報
  - 取得API:カスタマーリングスが保持している顧客データの値を連携
  - 登録API:カスタマーリングスに顧客データを登録
  - 更新API:カスタマーリングスに存在する顧客データの値を更新
履歴情報
  - 登録API:カスタマーリングスに履歴データを登録
  - 更新API:カスタマーリングスに存在する履歴データの値を更新
計算属性(顧客)
  - 取得API:カスタマーリングスが保持している計算属性(顧客)の値を連携
計算属性(履歴)
  - 取得API:カスタマーリングスが保持している計算属性(履歴)の値を連携
の7種類になります。

その中でもよく利用されるAPIは、顧客情報取得API計算属性(顧客)取得API計算属性(履歴)取得API
3つになっております。
※通常のカートシステム/基幹システムから連携される日次の顧客データ/履歴データは、
 情報参照APIを使用せず、SFTP等のサーバ連携、もしくはカートシステムのAPIを使用する形になります。

ここからは、カスタマーリングスのAPIを使用してどのようなことが実現可能なのか、
活用事例をご紹介いたします!

2.活用事例のご紹介

①LINE botとの連携
使用API:顧客情報取得API/計算属性(履歴)取得API

A社では、LINEの取り組み強化を進めていく中で、お客様がほしいと思う情報をLINEで
簡単に確認できる仕組みを提供できないか、と検討されていました。
A社は最終的にLINE botの仕組みを導入し(※他会社の提供システム)、
カスタマーリングスからお客様1人1人のデータをAPIで取得してLINEでお客様の情報をお伝えする仕組みを構築しました。



A社では、次回お届け日/お届け商品名以外にも、残ポイント数のご案内など、
様々な顧客データ・計算属性のデータをLINE botと連携して、
お客様が都度マイページにログインをしなくても、簡単にほしい情報をLINEで提供しています。


②マイページとの連携
使用API:顧客情報取得API/顧客情報更新API

B社では、サイトでログインをして、マイページを表示すると、
ページ上にカスタマーリングスから顧客情報取得APIで取得をした値が表示されるような仕組みを構築しました。
表示内容には、氏名や年齢など会員登録時に入力した情報だけでなく、
カスタマーリングスで取得したアンケートの回答内容なども含まれております。



また、マイページから会員登録情報を変更すると、顧客情報更新APIを使用して
カスタマーリングスで直接属性値を更新する仕組みも構築しております。
 ※カスタマーリングスのみで保持している属性値を更新します
  (氏名や住所などは翌日通常のカートシステム/基幹システムから連携)

3.導入までの流れ

導入までの大きな流れは下記の通りです。

(1)【両社】実施されたい内容のヒアリング
(2)【両社】実装可否の判断
(3)【PAC】可能な場合、API仕様書の提供
(4)【貴社】連携先システム会社側でのAPI開発
(5)【貴社】「情報参照APIオプション」のご契約
(6)【両社】接続テスト
(7)【両社】連携開始


もしご興味がありましたら、貴社担当コンサルタント、もしくはサポートデスクまで
お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
ぜひ皆さまも情報参照APIを活用して、カスタマーリングスで保持しているデータを
最大限に活用していただければと思います!


ライター:小林