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最近流行りの生成AI、使ってみませんか?

最近流行りの生成AI、使ってみませんか?

この記事はこんな方におすすめ

・生成AIについて知りたい方
・生成AIを活用した機能を使ってみたい方

目次

1.はじめに

2.CRMマーケティング領域における生成AIの立ち位置

3.カスタマーリングスにおける生成AIの活用

4.生成AIを活用した機能のご紹介
 ‐AIプロファイル
 ‐件名AI生成
 ‐AIアンケート生成

5.さいごに

1.はじめに

「生成AI」と聞いて、皆さまはどんなイメージをお持ちでしょうか。

「なんかすごいやつ」、「イマイチどういう時に使ったらいいかわからない」、
「うまくプロンプトを書かないといいアウトプットが出てこない」など、
様々なイメージをお持ちかと思います。

筆者が持っている生成AIへのイメージは、
「生成AIが"アシスタント"になって、人間による創造性の発揮を支援してくれるもの」です。

例えば、データを活用して施策を実施する際、生成AI登場前はいざ分析して
意思決定するまでに、多くのことを人間がやる必要があり、創造性を発揮するための思考の時間が確保できてない、という課題がありました。



しかし、生成AIが登場することにより、分析をするにあたり必要な作業の多くを生成AIをはじめとする
ツールに移譲することが出来るようになり、より「人間しかできないこと」に時間を割くことができるようになりました。



この記事では、そんな生成AIを活用したCRMマーケティングの未来や、
カスタマーリングスの生成AI機能のご紹介します。

2.CRMマーケティング領域における生成AIの立ち位置

生成AIの登場により、CRMマーケティングはどのような進化をしていくのでしょうか。
筆者は、以下のような世界がやってくるのではないかと考えています。




今後、マーケティング担当者は、様々な施策案から「判断する」ことが業務の中心になり、
データ集計や施策対象者の検討、さらには施策のクリエイティブを作成することは
生成AIが実施してくれる世界が訪れるのではないかと妄想をしています。

ただ、現在の生成AIでは、そのまま施策に活用できるレベルのアウトプットを生成することは非常に難しく、まだ施策検討の「参考にする」レベルのアウトプットの作成までが限度ではないかと思います。
(「判断する」前のフェーズで、「参考にして考える」フェーズではないでしょうか。)

3.カスタマーリングスにおける生成AIの活用

カスタマーリングスでは、従来からあるAIの技術(統計処理)の機能強化も進めていきながら、
生成AIを活用した機能開発も進めております。



生成AIが得意とする領域は、0→1を生み出す、「アイデア創出」にあります。
しかし、カスタマーリングスをご利用いただいている多くの企業様では、
1→10を作る、「過去実績からの予測」も非常に大きなテーマになっているかと思います。

そのため、カスタマーリングスでは過去の購買実績などから算出されるレコメンド機能の強化(=AI技術)と、生成AIを活用したアイデア創出の支援機能の強化の両軸で、機能進化に取り組んでおります。

4.生成AIを活用した機能のご紹介

カスタマーリングスには、すでに3つの生成AIを使用した機能を標準機能として搭載しております。

■AIプロファイル
顧客の属性(顧客データ・計算属性)を生成AIに読み込ませることで、顧客のプロファイルを自動生成する機能になります。
読み込ませる属性は企業ごとに変更することが出来ますので、様々な情報を読み込ませることで、より解像度の高いプロファイルを生成することが出来ます。



この機能では、顧客の要約や推察だけでなく、そのような顧客にはこんな施策がよいのではないか、という施策案も提示します。
今後の施策拡張を検討される際、ターゲットとなる顧客でAIプロファイルを実施いただき、施策案の検討材料にしていただけると非常にうれしいです。


■件名AI生成
メールでの訴求内容や、施策ターゲットを生成AIに読み込ませることで、件名候補を5つ提示する機能になります。
件名生成にあたり、伝えたい内容などを明確に記載していただくと、質の高い件名を候補出しすることが可能になります。
 ※要はプロンプトの精度を高める作業になります



ぜひ、メール件名でマンネリ化していてなにか新しい観点から件名を検討したい際や、
あまり件名のノウハウがなくお悩みの方は一度ご活用してみていただけるとうれしいです。


■AIアンケート生成
アンケートの目的と業界、設問数を入力すると、アンケート設問案を提示してくれる機能になります。
アンケートを0から作成するのは工数がかかり大変、
というお悩みをお持ちの方は、一度AIアンケート機能で叩きを作成して見るのはいかがでしょうか。



また、既存のアンケートに対して、改善案を提示することも可能です。
PDCAサイクルを回したいけど、どんな観点で改善したらいいか分からない方は、ぜひお試しください。

5.さいごに

カスタマーリングスでは、生成AIを活用した機能の拡張を今後も進めていきます。
「こんな機能があったら活用したい」というご要望があれば、
ぜひお気軽に弊社担当者までご連絡ください!

また、弊社では生成AIを活用する上で非常に重要な「プロンプト」作成のコンサルティングも実施しております。
もしご興味がありましたら、こちらもお気軽にご連絡ください!

ライター:小林