この記事はこんな方にオススメ!
・シナリオ配信を改善したい、1to1に近づけたい
・リピート促進施策をもっと進化させたい
・アンケート回答を有効活用したい
アクションで得られる顧客の反応
皆さんは普段、様々なアプローチをお客様にされているのではないでしょうか。
CRM/MAで施策を様々打つ中で得られる、「アクションした結果データ」は超!貴重な活用すべきデータです。
アクションに対する反応は顧客の考えや嗜好が現れた結果なので、これを有効活用することで
より顧客の関心に近い情報を届け、よりよいコミュニケーションを実現することができます。
■利用可能な情報■
・アンケート回答(単一回答、自由記述)
・メール開封
・クリック
・アクセスログ
具体的な活用事例 ~購入後アンケートに答えてもらう~
例えば、特に情報が少ない入り口付近の顧客に対して施策を打とう、と考えたとき、情報が少ないためにパーソナライズすることはなかなか難しいのではないかと思います。
そこで、顧客の情報を充実させるために、アンケートを利用してみるのはいかがでしょうか?
購入完了ページにWEB接客でアンケートの導線を貼ることで、購入後すぐのホットな声を収集したり、
到達率の高いSMSで購入翌日に回答を促す、などの取り組みをされているお客様もいらっしゃいます。
また、具体的な活用事例ではこんな取り組みもあります。
アンケートの回答は「どんな悩み・嗜好を持っているか」を取得することができます。
あるお客様ではそれらをセグメント分けし、その後の継続率をモニターしているのです。
これにより新規顧客獲得の際に「どの悩みに当てはまりますか?」と1つ質問を投げるだけで、
打ち出せるシナリオがおのずと見えてくる、という設計です。
シナリオ例
具体的な活用事例 ~クリックした箇所で送る内容の優先順位(順番)を変更する~
化粧品の企業様では、メールに差し込まれたクリックの違いで、その後の配信内容を変えていらっしゃいます。
具体的な手順でお話すると、
・1通目で複数の要素があるメールを各URL(バナー)に分けて送信する
例)乾燥肌タイプの使い方、オイリー肌タイプの使い方、、、
・1通目をクリックした箇所でその後に配信する内容を変える
・取得できた情報に合わせ、メールに差し込まれるレコメンドも変えていく。
ある程度、メールの開封率が高い企業様で、確度の高い顧客にメールを送る場合に非常に有効です。
いかがでしたか?
アクション結果を組み込んだシナリオは、商材や業態により様々な可能性を秘めています。
購買データだけではわからない、お客様の動き・声を収集、分析することで、「顧客実感」の第一歩として皆さまのマーケティングの一助となればと思っています!
ライター:杉田