分析
初級

CRで知っておきたい「集計表分析」の"強み"と"活用例"

はじめに

このシリーズでは、分析を通して顧客実感していただくために、
カスタマーリングスの基本的な分析機能を紹介していきます!

カスタマーリングスのコンセプト顧客実感」については、下記Tipsもご参照ください!
https://users.customer-rings.com/tips/h2-drev4hnl1

今回は「集計表」の機能についてです!

この記事はこんな方におすすめ

・カスタマーリングスの「集計表」について知りたい方
・顧客や購買の情報を軸に、購入回数やLTVなどの指標をモニタリングしたい
・集計表を起点に、顧客の理解を深めたい

概要

基礎編  ~「集計表」を使うのはどんなとき?~
応用編1 ~複数の値でまとめて評価する「計算軸の追加」を活用しよう~
応用編2 ~計算属性の値を評価軸に、モニタリングしよう~

基礎編   ~「集計表」を使うのはどんなとき?~

集計表は、文字通り「集計結果を表形式で出力する」機能です。
会員の属性や、購買の情報を用いて集計することが可能で、具体的には下記のような使用例があります!

■顧客の分布や人数感を把握したいとき
・会員ランクごとの人数を集計
※機能の詳細は、下記FAQをご参照ください。
https://www.pa-solution.net/as/scope1/paccr/web/Detail.aspx?id=772


■購買情報を項目ごとに分けて集計したいとき
・支払方法別の注文件数を集計
・流入媒体別の購入人数・金額を集計
※機能の詳細は、下記FAQをご参照ください。
https://www.pa-solution.net/as/scope1/paccr/web/Detail.aspx?id=799

集計表のイメージ図
「集計表」のイメージ図


また、グラフ形式で出力する「クロス分析とは異なり、内訳の軸が複雑になっても一目で結果が分かりやすいのが集計表の特徴です!

cf)クロス分析について(FAQ)
https://www.pa-solution.net/as/scope1/paccr/web/Detail.aspx?id=736

応用編1 ~複数の値でまとめて評価する「計算軸の追加」を活用しよう~

売り上げの実績を評価する際は、どのような評価軸を使用していますでしょうか?
「金額」だけではなく、「購入人数」や「数量」など、複数の評価軸を並べて、多角的な評価が求められると思います。

当然、カスタマーリングスでは上記のように、金額や購入人数など、集計軸を切り替えて集計表を描画することができます。
さらに、「計算軸の追加」を利用することで、複数の比較軸を同時に表示させることが可能です!

応用編2 ~計算属性の値を評価軸に、モニタリングしよう~

集計表(履歴クロス)を使えば、顧客の人数だけではなく、計算属性で算出した値を評価軸に追加することができます!
例えば、計算属性で「年間の購入回数」や「年間の購入金額」「F2転換日数」などを作成することで、
会員ランクにごとに年間の購入回数や購入金額に差が出ることが分かります!!

さいごに

集計表を使うことで、複数の切り口で顧客の分布や特徴を出力し、評価することができます!
特徴のある顧客を見つけやすい分析なので、顧客を深堀りするための第1歩として、ぜひ使ってみてください!!

活用を進めるうえで不安などありましたら、オンライン自習室「サクラボ」にぜひご参加ください。
作業を進めながら、不明点をその場で質問し、画面共有しながら「サクッと解決」いたします!
■サクラボの詳細はこちらから!
https://users.customer-rings.com/events/m44imo4n1pw1


ライター:清水