アンケート
初級

ご要望形にしましたシリーズ     ~アンケート選択肢かんたん設定編~

<概要>

・ご要望形にしましたシリーズとは
・「アンケート選択肢かんたん設定」機能で、作業時間が半減!
・選択肢の登録は時間がかかる...
・ユーザ全員が簡単と思える機能を議論!
・まとめ

ご要望形にしましたシリーズとは

このシリーズは、皆様のご要望から生まれた機能について、開発の裏側をご紹介します!

日々、お客様との会話の中で、ツールに関するご要望をいただく機会が多いです。
いただいた要望は、名称「要望確認会」という社内定例会議にて、振り返りを行っています。

「アンケート選択肢かんたん設定」機能で、作業時間が半減!

アンケートでは、自社を知ったきっかけを選択肢の中から選ぶ、満足度を10段階から選ぶなど、
選択肢を提示して選んでいただく回答形式がありますね。

そんな選択肢の登録を一気に、かんたんに、速やかに登録できる機能があります!


※例)自社を知ったきっかけについての選択肢を登録中

このように、フリーのテキスト欄に選択肢をどんどん入力することで、一気に登録ができるようになりました。
登録のためのフォーマットを用意する必要もなく、直感的にかつ速やかに登録することができるようになりました。

今回は、この機能ができた背景をご説明します。

選択肢の登録は時間がかかる...

選択肢の登録作業は、従来1個ずつの選択肢登録ボタンをクリックする作業でした。
選択肢が10個あれば、10回登録ボタンをクリックしなければなりません。

  


そこで、指定のフォーマットとなるCSVを用意することで、
一気に登録できる、「選択肢のインポート」機能が実装されました。

  


この機能は公開してしばらく経ちますが、あるとき、お客様の感想を聞く機会がありました。すると、
「フォーマットに則って変更したはずなのにインポートできない」
「なぜかインポートに失敗する」
など、課題が多い機能として存在していました。

ユーザ全員が簡単と思える機能を議論!

このようなご意見をいただいた後は、「要望確認会」にて
開発チームやカスタマーサクセスチームが、登録処理が上手くいかない原因を探ります。

調査の結果、フォーマットとなるCSVデータに落とし罠がありました。

WindowsにおいてCSVデータの編集プログラムは、Excelに関連付けられており、Excelで展開されることが一般的です。

Excelの操作においてフォーマットに変更を加える際に、
表の見た目上気づけないですが、カンマの数が統一されていない編集がされること、
必要な列数以上に列が用意されるなど、
カスタマーリングスの操作とは別の要因があることがわかりました。

さて、ユーザ全員が一律で正しいフォーマットのまま修正いただくには、どうしたらよいか。
大変細かなテーマではありますが、このような課題に対し事業部横断で議論を重ねます。

議論の結果、そもそもフォーマットを不要とするような、かつ、かんたんに登録できるような
インターフェイスがあるべき、との結論にいたりました!


そこで実装したのが「アンケート選択肢かんたん設定」機能です。

  

お客様の課題をサポートデスクに届けていただいたことにより、実を結んだ機能でした。
ご意見をいただけたことに開発チーム、カスタマーサクセスチーム含め感謝でいっぱい、な時間でした。

まとめ

以上、新機能開発の課題から、開発の裏側をお伝えしました。

ぜひ、普段お考えの「カスタマーリングスがこうなってくれたら」といったご意見をお寄せ下さい!
サポートデスク宛、貴社ご担当宛でも、構いません。
そのご意見が、カスタマーリングスを進化させるきっかけとなります。

引き続き、カスタマーリングスをよろしくお願いいたします!

ライター:樋口